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Clip Holdの便利な使い方

Clip Holdには様々な便利な機能があり、それらを使いこなすことで作業効率を大幅に上げることができます。
このドキュメントでは、覚えておくととても便利に使うことができる使い方をいくつかご紹介します。便利機能を使いこなして作業効率を上昇させましょう!

ショートカットキーを使って順番にペーストする

ショートカットキーを使って順番にペーストする

「クイックペースト」機能とショートカットキーを組み合わせることで、コピーしたテキストをコピーした順番でペーストすることができます。

手順

  1. Clip Holdの設定で「クイックペースト」がオンになっていて、アクセシビリティの許可が与えられていることを確認します。
    クイックペーストについて詳しく知りたい場合は、クイックペーストのドキュメントをご覧ください。
  2. ペーストしたい順番でテキストまたはファイルをコピーします。
  3. コピーした回数と同じ番号の履歴をコピーするショートカットキーを、コピーした回数だけ押します。
    例: テキストを5回コピーした場合、5番目の履歴をコピーするショートカットキー(デフォルトでは⌥ (Option) + ⌘ (Command) + 5キー)を5回押します。

注意
ショートカットキーは最大で10番目のコピー履歴までのため、順番にペーストできる回数も最大10個までとなります。

注意
ショートカットキーを押す速度が速すぎるとうまくいかないことがあります。うまくいかない場合は、ショートカットキーを押す間隔を0.5秒以上開けてみてください。

豆知識
Clip Holdの「ショートカット」設定から過去の履歴をコピーするショートカットキーをカスタマイズすることができます。

豆知識
Clip Holdの設定にある「一般」設定内の「履歴ウィンドウ」セクションから「番号を表示」をオンに変更し、履歴ウィンドウを開いた状態にしておくとコピーした回数を素早く確認できるため便利です。

アプリごとに定型文のプリセットを切り替える

アプリごとに定型文のプリセットを切り替える

作成したプリセットをアプリに割り当てることで、割り当てたアプリが最前面にあるときに自動的にプリセットを切り替えることができます。

手順

プリセットの割り当て

  1. アプリに割り当てたいプリセットを作成します。すでにプリセットが存在する場合はそちらを使用できます。
  2. Clip Holdの設定にある「定型文」設定を開きます。
  3. プリセットの割り当て」セクションにある「割り当てるプリセット」から、アプリを割り当てたいプリセットに切り替えます。
  4. リストの下にある「+」ボタンをクリックして割り当てたいアプリを追加します。
    現在実行中のアプリが一覧で表示されますが、Finderからお好みのアプリを追加することも可能です。
  5. 追加したアプリを開いて、プリセットが切り替わっていることを確認します。

豆知識
1つのプリセットに複数のアプリを割り当てることもできます。複数のアプリで特定のプリセットを使用したい場合に便利です。ただし、逆に、複数のプリセットに同じアプリを割り当てることはできませんのでご注意ください。

QRコードでテキストやリンクを共有する

QRコードでテキストやリンクを共有する

Clip HoldにはQRコードを作成して表示できる機能が搭載されています。手軽にスマートフォンなどとテキストやリンクを共有するときに便利です。

手順

  1. QRコードを作成したいテキストやリンクをコピーするか、定型文を作成します。
  2. 履歴ウィンドウまたは定型文ウィンドウを開きます。
  3. QRコードを作成したい項目を右クリックするか、右側のメニューから「QRコードを表示...」をクリックします。

注意
長すぎるテキストや無効な文字列などが含まれている場合、QRコードを作成することができない場合があります。

豆知識
作成したQRコードを右クリックすることで、QRコード画像をコピーしたり保存したりすることができます。

画像に含まれたQRコードをスキャンしてコピーする

画像に含まれたQRコードをスキャンしてコピーする

QRコードが含まれた画像をスキャンして、QRコードのコンテンツをコピーすることができます。Clip Holdが簡易的なQRコードスキャナーになります。
画面内に表示されたQRコードをスキャンしたい時などに便利です。

手順

  1. QRコードが含まれた画像をコピーします。
  2. 履歴ウィンドウを開きます。
  3. QRコードが含まれた画像項目を右クリックするか、右側のメニューから「QRコードの内容をコピー」をクリックします。

注意
「QRコードの内容をコピー」はQRコードのスキャンに成功した項目のみ表示されます。
画像内に含まれたQRコードは最低限読み取り可能な解像度である必要があります。ぼやけてはっきりとしていない画像はスキャンできない場合があります。「QRコードの内容をコピー」が表示されない場合は、より高解像度の画像をコピーする必要があります。

注意
1つの画像に複数のQRコードが含まれていると正しくスキャンできない場合があります。目的のQRコードがスキャンされない場合は、1つの画像に1つのQRコードのみを含めるようにしてください。

豆知識
画像全体にQRコードが表示されている必要はなく、最低限読み取り可能な大きさのQRコードが存在していれば読み取ることができます。

QRコード画像をドラッグアンドドロップして内容をコピーする

QRコード画像のスキャン

QRコードが含まれた画像を履歴ウィンドウにドラッグアンドドロップして、QRコードのコンテンツをコピーすることができます。

手順

  1. QRコードが含まれた画像を履歴ウィンドウにドラッグアンドドロップします。

注意
QRコード画像のドラッグアンドドロップによるコピーはQRコードのスキャンに成功した項目のみ表示されます。
画像内に含まれたQRコードは最低限読み取り可能な解像度である必要があります。ぼやけてはっきりとしていない画像はスキャンできない場合があります。画像をドラッグアンドドロップしても何も表示されない場合は、より高解像度の画像をドラッグアンドドロップする必要があります。

注意
1つの画像に複数のQRコードが含まれていると正しくスキャンできない場合があります。目的のQRコードがスキャンされない場合は、1つの画像に1つのQRコードのみを含めるようにしてください。

豆知識
画像全体にQRコードが表示されている必要はなく、最低限読み取り可能な大きさのQRコードが存在していれば読み取ることができます。

カラーコードに基づくカラーアイコンを表示する

カラーコードに基づくカラーアイコンを表示する

「開発者向け機能」から設定を有効化することで、コピーしたカラーコードに基づくカラーアイコンを履歴・定型文ウィンドウとメニューに表示させることができます。普段からカラーコードを扱う作業を頻繁に行われる場合は、この機能を使用することで一目で色を確認することができるため、大変便利です。

手順

  1. Clip Holdの設定にある「開発者向け機能」を開きます。
  2. カラーコード」セクションにある「カラーコードに基づくカラーアイコンを表示」のスイッチをオンにします。
  3. カラーコードをコピーし、カラーアイコンが表示されていることを確認します。

注意
現時点では、以下の種類のカラーコードに対応しています。

  • HEX
    例: #4879E24879e2ffなど
  • HSL / HSLA
    例: hsl(221deg 73% 58%)hsla(221deg, 73%, 58%, 1)など
  • RGB / RGBA
    例: rgb(72 121 226)rgba(72, 121, 226, 1)など

豆知識
カラーコードは、多少の表記揺れがあっても正しく認識されるように設計されています。例えば、hsl(221deg 73% 58%)hsl(221, 73, 58)hsl(221deg,73,58/1)のようなテキストでも問題なく認識されます。

このドキュメントは随時更新されていきます。
追加してほしい情報などがありましたらフィードバックをお送りください。

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